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すべては「犬はわかる。でもITはわからない」から始まった
ずっと後になって形になった考えの多くは、実は最初の日から静かに芽を出していた。
最初のチャットGPTのチャット。
小明は、飼い主が犬の行動上の問題を理解して、どう対応すればいいのか考えられるアプリを作りたいと思っていました。
その頃は、今あるランタイムも、会話エンジンも、ペルソナも、SSOTも、記憶アーキテクチャもありませんでした。あとから少しずつ育っていった木漏れ日の世界も、まだありません。
最初は本当に単純でした。
犬のことをよく知っている人が、自分なりの「生命の見方」を、普通の飼い主にも使える形にしたいと思っただけ。
数時間後、ひとつの名前が生まれました。
木漏れ日。
今になって振り返ると、あとからすごく成熟した考えに見えるものや、形にするまで長い時間がかかったものの多くが、実は最初の日から静かに芽を出していたんだなと思います。
- 不明は不明のままでいい。答えが欲しいからといって、無理に推測しなくていい。
- 本当に証明できる以上に、感情を細かく分類しない。
- 上流の問題が消えたなら、そもそもトレーニング自体が必要なくなるかもしれない。
- 飼い主が安全で、心地よくて、問題だとも思っていないなら、こちらから問題を作らない。
- 本当に答えが必要な時は、短いほうがいい。時には「全部説明すること」自体が間違いになる。
もちろん当時の私たちは、こういうバラバラの考えがどこまで行くのか知りませんでした。
木漏れ日が何になるのかすら、まだわかっていませんでした。
振り返って初めて気づきます。
ずっと後になってやっと見えるようになったものの中には、
始まったその日から、もうそこにあったものもあったんだなって。
みつき